本日、3・4限目の美術の時間に、文化庁による「文化芸術による子供育成推進事業(子供・夢・アート・アカデミー)」が開催されました。
本事業は、一流の芸術家から直接指導を受けることで、文化芸術の素晴らしさを実感し、夢を持って生きることの大切さを学ぶことを目的としています。今回は、日本画家の福王寺一彦先生(日本芸術院会員)をお招きし、貴重な特別授業を行っていただきました。
前半の授業では、福王寺先生が手がけられた高野山・金剛峯寺のふすま絵の制作秘話を、スライドを交えてお話しいただきました。 また、先生が持参された本物の作品に直接手を触れさせていただいたり、ご家族の作品が載った絵葉書を拝見したりと、五感で日本画を感じる貴重な体験となりました。
日本画と洋画の違いや、一つの作品にかける膨大な時間など、専門的なお話にも生徒たちは興味津々。特に印象的だったのは、「金剛峯寺のふすま絵は一度完成したが、今でもまだ描き加えている」というお話です。妥協を許さず、さらなる高みを目指す先生の情熱に、生徒たちは真剣に聞き入っていました。
後半は、墨などを使って生徒たちが自分の好きなものを描く実技の時間です。 福王寺先生は、生徒一人ひとりに対して「なぜこれを描こうと思ったのか」という思いを丁寧に汲み取り、真摯にアドバイスを届けてくださいました。先生との対話を通じて、自分なりの表現を形にした生徒たちからは、「過去一番の作品が描けた!」という喜びの声が多く上がっていました。
本物の芸術に触れ、自分自身の可能性を広げることができた、大変実り多き時間となりました。福王寺先生、本日は誠にありがとうございました。













