進 路

卒業生の声

辻  大生

 私は三重大学医学部で医学の勉強をしています。今年の4月で最終学年である6年生となり、大学病院などで臨床実習をしています。臨床実習では学生が各診療科を訪れ、担当の医師に付いて業務を見学したり、実際に医師の指導の下で手技を試みたりします。医学には様々な分野が存在し、臨床実習ではほぼ全ての診療科を訪れました。中には助手として手術チームに加わることもありました。実際に手術を間近で見学したり、患者さんと会話したりすることで、医師は患者さんが困っていることを探り、問題を見つけ、解決する、とてもやりがいのある職業だと感じさせられます。今はたくさんある職業の中で、医師を目指そうと思い本当によかったと思っています。

個性豊かな友達との6年間

 私は10年以上前に皇學館中学校に入学しました。同級生の約60人と共に6年間を過ごしました。人数は少ないものの個性が豊かでした。皇學館中学校は規則が厳しい中学校です。その厳しい規則の中にいると、全員が守るべき共通事項と、みんなが個性を発揮してよい場面が明確になります。そのおかげでみんなの個性が磨かれていったのではないかと思っています。このことは今にも繋がっています。私の同級生達の職業は、医療関係や金融関係、教師、自衛官、プロボクサーなど、多種多様です。少ない同級生の中からこんなにも様々な分野の職業の人が現れることはそうないのではないでしょうか。

個性豊かな友達との6年間

個性豊かな友達との6年間

個性豊かな友達との6年間

 私は来年度から医師として三重県内で働く予定です。また中学校と大学でしている陸上競技に少しでも携わりたくて、将来は陸上選手を診ることができる整形外科医になり、いつか陸上医療界のスペシャリストになりたいと思っています。
私にとって個性とは自分1人にしかないもので、それに大きな価値があると思います。社会という枠から外れることなく個性を磨くという点で、皇學館中学は私にとってとてもよい環境でした。

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