本日、歴史に触れる貴重な機会として、斎宮発掘体験学習を実施しました。参加した中学生たちは、歴史と文化を肌で感じ、学びの多い一日を過ごしました。
近鉄斎宮駅前に集合後、欠席者はいたものの、参加した生徒たちは元気いっぱいの様子でした。斎宮歴史博物館で準備を済ませ、発掘調査現場へ移動。
生徒たちはスコップや竹べらを使い、丁寧に発掘作業を進めました。土の中から土器の破片を発見するたびに「見つけた！」「すごい！」と大きな歓声があがり、現場は活気に満ちていました。
その後、斎宮歴史博物館に戻り、土器接合体験に挑戦。バラバラになった破片を組み合わせ、元の形に戻す作業は想像以上に難しく、手こずっている生徒も多く見られました。しかし、接合に成功した生徒がいると、自然と周りから拍手が起こり、会場は温かい雰囲気に包まれました。
お昼は斎宮歴史博物館周辺の公園で、グループごとに楽しく昼食を取りました。教員も加わってレクリエーションをするなど、短いながらも楽しいひと時を過ごし、午後の活動に向けてエネルギーをチャージしました。
午後からは、斎宮歴史博物館の展示室へ。職員の方から、展示物や特別展について詳しく丁寧な説明をしていただきました。以前来たことのある生徒も、その解説に真剣な表情で耳を傾け、より深く歴史を学ぶことができました。
一日の最後は、史跡斎宮跡の模型や平安の杜復元建物を見学しました。説明を聞きながら、かつてここに存在した斎宮の姿や、斎王が送った生活に思いを馳せました。
参加した生徒たちは皆、「とても楽しかった！」「歴史をしっかり学ぶことが出来た！」と大満足の様子でした。
今回の体験学習は、生徒たちにとって、学校の授業だけでは得られない深い学びと感動を与える素晴らしい機会となりました。この企画を考えてくださった斎宮歴史博物館の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
