（お知らせ）皇學館中学校の令和９年度以降の生徒募集停止について
皇學館中学校につきましては、令和７年７月２５日開催の学校法人皇學館理事会及び令和７年８月８日開催の学校法人皇學館評議員会におきまして、令和８年度の生徒募集を最後とし、令和９年度以降の募集を停止することがそれぞれ決議されました。また、中学校に在籍いたします全在校生の卒業をもって閉校とすることの意思決定を行いましたのでお知らせします。
なお、募集停止後におきましても、令和８年度の中学校への入学生を含め、在校生にはこれまでと変わりない教育活動を推進いたします。
皇學館中学校は昭和５４年４月に開設し、令和７年３月現在、卒業生数２,２６９名を数えます。しかしながら、平成２９年度以降は入学者の減少傾向が顕著になり、直近の５年間の入学者数は令和３年度２６名、同４年度１９名、同５年度１６名、同６年度２３名、同７年度１０名となっています。
この入学者減少の最大の要因は、生徒が通学範囲とする県内南勢地域の顕著な少子化によるものと考えており、このような状況を見通し、教育内容の魅力化を進め一定数の入学者確保を目指してまいりました。しかしながら、少子化という構造的な問題には抗しがたい状況となってきており、今後この地域において私立中学校の運営を維持していくことは困難と判断いたしました。
特色ある教育活動を展開してまいりました皇學館中学校がこのような状況に至りましたこと、学校法人としましては誠に苦渋の選択となりますが、何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
令和７年９月１日
学校法人皇學館 理事長
皇學館中学校・高等学校長
