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皇學館中学校におけるICT教育の取り組み(GIGAスクール構想の実現に向けて)

学校生活令和3年4月23日(金)

「GIGAスクール構想」※GIGA・・・Global and Innovation Gateway for All の略称

2019年12月、文部科学省が打ち出し、昨年の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、

国や地方自治体は、児童生徒用1人1台端末導入の早期実現に向けて、

今年度から多くの学校で学習者用端末の整備が進められています。

 

本校では、教員用と生徒用にiPadを導入する予定をしております。

現在、端末へのアプリ導入、生徒使用上のルールブックの作成など生徒に一日でも早く配布するため、

教員が一丸となり、準備中です。

 

それに先立ち、本日は、皇學館中学校で取り組んでいるICT教育について、一部ではありますが、紹介させていただきます。

 

まずは、2年生道徳科の授業のようすです。

 

この授業では、Googleアプリ「Jam board」を活用し、生徒たちが自身の1年生時の勉強面や生活面について端末内で共有し、

2年生一年間の目標を考えています。

 

 

同じく2年生社会科の授業のようすです。

 

 

ここでは、日本の諸地域(九州地方~北海道)の学習について、グループで担当地域を決め、

生徒間の共同編集が可能なGoogleアプリ「Googleスライド」を活用し、スライドを作成、プレゼンを行いました。

2年生では、初めての取り組みとなりましたが、原稿作成や必要な資料を生徒達自ら準備し、とても良いプレゼンでした。

 

 

続けて3年生の「数学研究」という授業のようすです。

この「数学研究」という科目では、日々の数学の授業で学んだ知識を活かし、応用・実践的な学習が行われています。

今回は、歴史上の数学者が残した、著明な功績(公式など)についてレポートを作成するため、

タブレット端末を使い、調査しています。

 

 

最後は、放課後部活動のようすです。

 

 

こちらは、囲碁将棋部の活動のようすです。タブレット端末内にインストールされている将棋アプリを

各教室に設置された、プロジェクターに投影し、顧問の先生が対局のようすを確認しながら、指導にあたっています。

 

このように本校では、文部科学省が「GIGAスクール構想」を打ち出す、その以前から生徒用のタブレット端末を配備し、

授業や学校生活の様々な場面で活用されています。

 

これまで教員と生徒が培ってきたICTスキルや経験を活かし、「GIGAスクール構想」にて打ち出された、

「子どもたち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育むICT教育の実現」に向けて取り組んでいきたいと思います。

 

今後も生徒や授業のようすについて、随時、アップしていく予定です。